木材確認に黒石へ・・・

全体

土曜日に、お施主様指定で、県産材で家を造るということで、青森県森林組合津軽木材流通センターへ。
黒石市にありまして、打ち合わせ段階でも足を運んでいたのですが、今回は、材の確認をしに行きました。

選別場所木材を選別する作業場を横切り、目的地へ。

乾燥機乾燥機のある地区の隣で打ち合わせです。
この乾燥機、これから杉のフローリングをつくるところで、このなかから、3割の木材はフローリングにつかえなくなるそうで・・・もったいないなぁ・・・と思いました。
とはいえ、捨てることはなく、ペレットの材料等になるということです。

役物そして、化粧柱、化粧梁の確認をしに隣の作業場へ。
状態や、節の状況をチェック。化粧柱は面の取り方を打ち合わせ。
お施主様からの合格がでて、化粧関係のチェックは終了。

梁場所を変えて、梁材のチェック。こちらは、化粧にならな材料です。
こちらも、無事に合格。

柱など最後に、化粧でない柱を確認。一本長い柱が必要で、そちらも確認。
あとは、プレカットにもっていってこれを加工して上棟に備えます。

その後は、内装材のことを少し打ち合わせしました。

ほか、小割材の商品にあたっての、規格寸法の依頼や、その理由を基準法や、仕様書を使って説明。
他社さまに言われたことがないので、気がつかなかったとのことで、それをうまく規格化今回はしていただくことになりました。勉強になりましたといわれました。

私たちは、建築のプロで、組合さんは、木材のプロ。お互い、得ている知識が違うので、その知識を共有させていいものをつくることが必要です。
ゆえに、私が残念なのは、組合さんでなく、今までお付き合いを長くしていながらそういうことを指摘できない同業者の方々です・・・

ただ、県産材を使うではなく、正しく県産材を使うことをしないと、構造用合板の手軽に強度がとれるという現状より、弱い建物を造っているなら、合板を使わないと弱いとか、違反とか言われてしまうと思うので・・・

そして、現場は、寒中コンクリート、AE剤、温度補正をかけて、保温養生と、加温養生をWでやる万全の体制で・・・基礎を打設して養生へとはいるのでした・・・