地吹雪ツアーになる前に・・・

OSM

さて、仕上げ工事始まりました・・・
地吹雪ツアーになる前に・・・この現場を終わらせるが今の目標ですが・・・やはり冬工事・・・なかなか乾きませんので・・・ゆっくりペースです・・・
私は怒濤の忙しさで更新をサボっていました・・・金木に行くと移動時間も考えると半日つぶれるので、他の業務をする時間が減るので仕事量の割りには忙しさが半端ないです・・・

階段

階段は今回新しい納まりにまた挑戦。
ちょっとした進化は大切です、成長がとまるとそこから退化が始まります。だって・・・立ち止まっても周りは動くので・・・現状維持は退化です・・・

棚板

棚板もぬってくださいました。
キッチンと同じ色にはどうしてもならないのですが・・・なるべく似せるような努力をしています。

下塗り塗装工事も終わり、クロス工事です。
定番になりました・・・解説です。
内装工事のパテは三度塗りが基本です。二回塗りで手抜きをするところが多く、コストを安くしていますが・・・それは安いのではなく・・・何度も何度も言いますが・・・手抜きです!!
3回塗りのパテ写真はしつこく出しているので皆様しっかりと覚えていただけましたら幸です。

安くてよいものはなく、安い物は手を抜いているからなんです・・・でもって・・・この写真が下塗りです。

中塗り中塗りです。
下塗り材とパテも違い細かいパテで塗っています。
下塗りヘラ10cm前後 中塗りヘラ15cm前後 上塗りヘラ20cm前後 とヘラの種類も違いのでやっぱりきちんと施工をしてもらうと違いがわかりますよね。

下塗りパテは、へこんでいる部分にパテを埋め込むイメージなのでヘラも幅が狭いヘラで処理するのが望ましいわけです。
この中塗りパテは手抜きの時によく省略されます。石膏ボードの不陸などを平滑にする作業です。この作業を怠るとクロスの出来具合が変わってきます。
間接照明などをあてると不陸が目立つのはこの処理を怠っているためです。一番大切な作業なのに一番抜かれるという悲しい工程です。
ジョイント部分などは5cm程度広くパテを塗ります。中くらいの幅のヘラを使うのはそのためです。

仕上げ仕上げパテ。
こちらは、薄く広くパテ処理します。ジョイント部分、ビス穴部分、不陸部分で中塗りまで終わったところをさらに5cmほど広げてパテ処理するので、一番広いヘラで処理します。
このパテは、石膏メインで目が細かいパテでクロスの定着をよくするための処理です。薄手のクロスはこの上塗りパテで面を作る微調整をすることもあります。

私が夜まで見学会をやるのは、この下地処理への自負です。格の違いをみせてやるぜ!!というくらいの考えでやっています。
見せても恥ずかしくない、手を抜かないという設計者と職人のプライドを皆様へ感じて欲しいからです・・・

でも・・・今回は・・・地吹雪がすごそうなので・・・ちょっと夜まで開催するか真剣に悩んでいます・・・