青森県産材の家

表紙

今年も出来上がりまして、本日届きました。
お施主様に届けにいかないと。
うちは、見学会の数が少ないので結構余っています笑

古いバージョンもまだありますよ。

無料なので気軽にお問い合わせください。

中身

設計事務所として掲載しているのですが・・・工務店、ビルだーってなっているのがいつも悲しいです。
私は工事しません、工事はオオデラ工務店さんがやっています。
正直、その辺は配慮して欲しいです。うちは工務店ではなく設計事務所です。設計事務所と名を付けて工事をしたり、別会社作って工事をしているのと違い純粋に設計事務所です。そこが私のポリシーです。

でも、本の内容とこの本を作るために協賛したり、取材にこたえている企業の方々は本当に青森の、山のこと森のこと、地産地消と安全性のこと、環境のこと、子供達の未来のことをたくさんたくさんまじめに考えています。
こういう方々がもっともっと評価されて、こういう方々がみたいな家づくりが増えたら良いなって想いでずっと参加させていただいております。

木バリバリのデザインでなくてもいいんです、構造体という隠れる場所に使えば、表面で少しつかうより相当の木材を使いますし、今風のデザインだってできます。
県産材住宅だってかっこよく出来ます。無垢材無垢材で、後進国の自然を破壊して、たくさんのエネルギーを使って二酸化炭素をがんがんだして輸入される木材がいいとは思いません。

食事でも地産地消で、地元食べる感覚で・・・青森の木材で家建てるって格好いいことですよね?私はそう思っています。

願わくば・・・県もそういう活動を一生懸命やっている人をもっと評価して欲しいな。
コンテストにも、この本にもまったく参加しない企業を人を前面に出す林政課に疑問を感じ、来年からポリシーとして地産地消の家づくりはするけどこの辺の活動からは距離を取ろうかなって真剣に考えています。

すまいのエコロジー展をやめた理由も含め色々と行政には思うことがあります。
もっと、自分たちのメリットある人だけでなくちゃんと活動している人を見て欲しいです。

ちょっと、ネガティヴなBlogで申し訳ございません。
この本に参加されている企業の多くがあまり、行政に評価されていないなと個人的に感じたので・・・でも、この本づくりは県の事業です・・・