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地産地消の考えを取り入れた設計で創る

住む土地の材料で建てる。実はとっても環境にやさしいこと。 木材の輸送には化石燃料が使用されているため、原産地が遠ければ遠いほど多くのCO2を排出してしまいます。成熟した木材を活用し、新しい木を植えることで、若い木が効率的にCO2の吸収を続けてくれます。県産材を使うことで、より多くのCO2排出量を減らす事ができるのです。

杉

杉は芯まで乾燥しにくいものの乾燥した杉は軽く、柔らかく加工がしやすいです。 ただし、構造材としての強度が弱いため梁や土台などには不向きです。 構造材でも柱には採用できるので、柱にかかる荷重を検討しながら負担のかかるところには太い柱などを採用するなどの工夫すると、安価で安心な県産材の構造体になります。空気層も大きく、床材に使うと夏はべたつかず、冬は暖かいのも特徴。青森県は杉の人工林面積が全国第4位になるほどです。
ヒバ

ヒバ

ヒバは耐朽性・耐蟻性にも優れ、構造体としての強度もそれなりに出るのため、 土台や1階の柱などによく利用されます。また、木目や木肌の美しさや独特のヒノキチオールの香りがあることから、床材、役物の柱、壁材、天井材などの内装材と しても人気があります。ヒバの分布が全国の8割以上を占めている青森県ですが、 近年は資源的制約から生産量を減らしています。県産材を利用し、保育間伐や人工植栽などを計画的に行わないと資源が枯れてしまいます。
赤松 赤松

赤松

松の樹種の中でもっとも重く固い木材で加工性はそこそこです。 強度が出て、粘り強いので構造材に最適な木材。梁や垂木などによく使われます。 ただし、経年により狂いやすいのも特徴です。 針葉樹の中では空気層が少ないほうではありますが、フローリングとしても仕上材に使われたりするケースもあります。 木目の美しさと磨くほど光沢をますヤニ効果が魅力のひとつです。
栗

重さ、硬さ、粘りなどもそれなりにあるので、構造材としても使えます。 県南地方では、土台を栗材にすることも多いようです。 はっきりとした木目が重厚感をだすということで、内装材としても人気です。 津軽地方では、玄関框やフローリングとして出回るケースが多いようです。
その他 その他

その他

青森県では、杉・赤松・ヒバや栗と柱、梁、土台に向いた樹種が全て地元で伐採 できる珍しい環境にあります。 さらに、硬く弾力性に富み階段材として適材なタモ。フローリングとして人気の あるサクラ、木目が鮮明に浮き出ることで天井材などに人気のセン、家具に人気 のケヤキナやブナなどなど・・・ たくさんの魅力ある木材がたくさんあります。

LCCO2を削減するエコ設計スタイル。※LCCO2…「ライフサイクルCO2」の略で建築物などの建設に伴って発生する二酸化炭素

省エネはもちろん、安心で快適な暮らしを長〜く続けられる家づくりを考えています。 では、エコな住宅って?エコな設備って?すまいのエコのことをちょっと勉強してみましょう!
※当事務所の設計は、長期優良住宅と低炭素住宅をクリアしている条件の設計条件を基本として提案しております。

外溝 照明設備 換気設備 日射遮蔽 断熱気密 節水 熱源・給湯 配管

1太陽光発電

太陽電池にも種類があり、価格や効率も様々。それぞれの特徴はご存知ですか?

結晶シリコン単結晶 結晶シリコン単結晶
非常に薄いシリコンの単結晶板に太陽電池をつくります。
価格は少し割高ですが、発電性能が高く、歴史が一番長い太陽電池です。
温度上昇にともなって出力性能が低下します。標準的な発電特性です。
変換効率約15%
結晶シリコン多結晶 結晶シリコン多結晶
小さな結晶からなる多結晶の基板に太陽電池をつくるので、
単結晶より効率は劣りますが、安価のため現在一番普及しているタイプです。
温度上昇に伴って出力が低下したり、発電特性は標準的であったりと
効率の問題と価格以外は多結晶とほとんど変わりません。
変換効率13%
薄膜シリコン多接合 薄膜シリコン多接合
製造を含めて環境負荷が小さく安価。大面積で量産も可能です。
アモルファスシリコンや結晶シリコンを用いて、ガラスなどの基板の上に
1μm内外の非常に薄い膜を形成させてつくります。高温になっても出力
の低下が少なく、発電特性として高温、高日射、紫外線領域が強いです
変換効率9%
ヘテロ接合太陽電池 ヘテロ接合太陽電池
結晶シリコンとアモルファスシリコンのハイブリットタイプで、市販品では
一番効率が高い太陽電池。コストは非常に高いが、結晶シリコンより省資源
で高温になっても出力が低下しないなどメリットも多いです。
発電特性も、変換効率や温度特性においては非常に優れています。
変換効率17%
CIS/CISG CIS/CISG
シリコンの代替に、銅、インジウム、セレン、ガリウムの化合物を原料とした 薄膜太陽電池。幅広い光の成分を吸収でき、曇り空や部分的な日陰があっても、モジュール全体の出力は断たれにくいです。
シリコン系に比べて温度上昇に強いため出力の低下が少なく、日影が生じても、 モジュールが並列接続なので、発電量の低下も少ないです。
変換効率11%

2外溝

植物は、二酸化炭素を吸収し酸素を放出するだけではありません。
高い樹木を連続させて計画的に配置をしたり、芝生を敷いたりすると下の図のように植物の蒸散作用で周囲の熱を奪ってくれます。外構計画は、まさしく天然クーラーなのです。

芝生だけではなく、コンクリートなどではない浸透性のある素材で舗装地盤をつくると、
地盤が水分を保水し太陽や風の影響で蒸散するときに気化熱を奪うので、同様の効果をもたらします。

樹木を利用して、日射量を最適化
葉樹を南、東、西の開口部に適切に計画することが できれば、夏は葉が生い茂り日射遮蔽効果になり、 建物の中にはいる熱量を少なくすることが出来ます。
冬は落葉するため日射取得に繋がり、建物に熱をいれることができ日射の恩恵を受けることができます。
緑をうまく利用すれば、植物が二酸化炭素を吸収する だけでなく、冷暖房負荷を減らすことが出来ます。

3照明

消費電力や寿命を考えるとLED。ただし、メーカーによって光色はバラバラのため
同じ空間には同じメーカーの電球で統一することを勧めます。
照明計画は、一つのシーリングライトで全ての部屋を明るくするより、複数の照明器具を用いて必要箇所で必用な灯りのみを得られるようにすることが省エネになります。
また、調光機能をつけるとより省エネルギーに貢献します。

  LED電球 電球形蛍光ランプ 白熱電球 LEDの方が3倍以上寿命が長い
全光束 650lm※1 810lm 810lm
消費電力 6.9〜7.5w 10w 54w
演色性
(平均演色評価数)
80 84 100
寿 命 40,000時間 12,000時間 1,000時間
応答性
調 光 一部可能※2 一部可能 可能
配 光 準全般配光※3 全般配光 全般配光
LEDと電球蛍光ランプとの消費電力はほとんど変わらないが、LEDの方が 3倍以上 寿命が長い
※1:
下半球光束は、405lm
※2:
LEDは調光が容易であるため、LED電球は調光可能タイプが今後増えると予想される。
※3:
口金と反対方向に多く光が出る準全般配光タイプが主流だが、全周に光の出る全般光タイプも出始めている。

換気設備

冷暖房の消費エネルギーに大きく影響を与える換気。 エネルギーを無駄にしない為にも「計画換気」の重要性を理解して、
どの換気システムが自分たちに向いているか探っていきましょう。

第1種換気
最も確実な換気が可能で空気の流れを 制御しやすいタイプ。全て機械で制御 するため、多少気密性が低くても換気 効果が得られます。
第2種換気
病院の手術室やクリーンルームに採用 されるタイプ。気密性が低いと汚れた 空気が逆流する恐れがあり、一般的に 住宅には採用されません。
第3種換気
低コストで計画換気が可能。そのため多くの家で採用されています。気密性が低いと換気効果も下がるので注意が必要です。
『熱交換型』換気システム
コストなどを考えないで単純に性能の良い換気はとなると、第一種換気システム。しかし、換気と同時に、せっかく暖めたり冷やしたりした空気も外へ逃がすことになってしまいます。これを解消するのが、『熱交換型』換気システムです。夏や冬の外気をそのままではなく、室内温度と熱交換して取り入れます。例えば、外気温0℃、室温20℃なら、熱交換により外気を12℃~14℃くらいで取り入れてくれます。
ただし、熱交換をしているからといって、各居室単位で個別に換気計画をすると、どうしても換気扇の能力が大きくなるのでいくら性能がよい換気扇を入れても熱ロスが大きくなります。効率の良いものを選定するだけでなく、必要な換気量を把握し、必要な分だけ空気を入れ換えることで、設備の組み合わせ方次第では第三種換気でも十分な性能を発揮するケースもあります。

日射遮蔽

夏・冬通じて日射量を最適化すれば、夏は日射遮蔽で冷房負荷を、冬は日射取得で暖房負荷を軽減できます。
庇をつけたり、サッシの配置計画を行うことが有効手段ですが、積雪などの気候状況や敷地状況で理想通りにならないことも確かです。でも、手軽に冷暖房の負荷を減らす工夫が結構あるんです。

ブラインド
ブラインド ブラインド
  • ■扱いが簡単
  • ■微調整が可能
  • ■最も効果がある
  • ■外付用が一番効果大も値段が非常に高価
よしずなど
よしずなど よしずなど
  • ■安価
  • ■最も効果がある
  • ■扱いが面倒
  • ■交換頻度大
  • ■雨風への対応
  • ■外観の好み
ハニカムサーモスクリーン
ハニカム
サーモ
スクリーン
ハニカムサーモスクリーン
  • ■輻射熱遮蔽に効果的
  • ■明るさを保ちやすい
  • ■熱は家の中に入ってくる
  • ■高価
    (格安の類似品有)
遮光カーテン
遮光
カーテン
遮光カーテン
  • ■輻射熱遮蔽に
    効果的
  • ■熱は家の中に入ってくる
  • ■家の中が暗くなる
緑(植栽)
緑(植栽) 緑(育成)
  • ■うまく育成すれば非常に効果的
  • ■外観の好み
  • ■育てる手間と
    育成時間

断熱・気密

冷暖房の消費エネルギー大きな影響を与える大きな原因は、建物の熱の出入りです。
では建物のどの部分からどのくらい熱の出入りがあるのでしょう。

熱の出入り図熱の出入り図

外壁や屋根への工夫はもちろんですが、開口部での工夫が最も重要なことがわかりますね。


気密性・断熱性が低い家
高気密・高断熱の倍以上のエネルギーを使います。
部屋間の温度差が激しく、冬にはヒートショックの原因になり生命を奪ってしまうケースもあります。
ヒートショックによる死亡者は、交通事故による死亡者の2.4倍と言われており、非常に危険な建 物に住むことになります。
計画換気も不十分で結露の原因になりカビやダニの発生の要因になり不衛生な環境をつくりだ すだけでなく、土台や柱などの構造体の腐朽をまねく原因ともなり、建物の寿命まで縮めること になります。
高気密・高断熱の家
低い気密の家より熱が逃げる量が半分以下になり光熱費が低減されます。
部屋間の温度差がなく、室内の上下の温度差も少なく体感温度同じ室温でも高く感じます。
また、しっかりとした計画換気も行われるため結露の発生も抑えられます。
四季を通して快適で、健康にも衛生面にも良く、建物の長寿命化にも貢献します。

節水

台所水栓や浴室シャワーなどで湯水を使用する際に、使用時に湯水を出しっぱなしにしたり、必要以上に使用したりすると、水の消費量が増えるだけではなく、給湯のためのエネルギーも増大します。 下の図のような条件を満たす水栓器具を節湯型器具といい、この器具を使用することで無駄な湯水を省き、不要な水と給湯エネルギーの消費量を削減できます。

台所

台所台所台所

浴室

浴室浴室浴室

雨水を有効利用する方法もあります。

雨水利用
雨水に貯めた水で、お庭や家庭菜園の撒き水や、夏場に打ち水に使ったりすることができます。
1日10L水道水の代わりに、雨水を利用すると1年間で約1.5kgの二酸化炭素を減らすことが
出来ます。
雨水利用

熱源&給湯

暖房や給湯の熱源も種類は様々。
それぞれ、技術の進歩で環境負荷を小さくする工夫がなされるようになってきました。
冷暖房を考える際に意識したいことは、熱源交換が簡単にできる冷暖房計画にするということ。
次世代の熱源が10年後、20年後に出てきてボイラー交換をする時、その時代の最適な熱源に交換できるか?
ということは北国では重要な要素ですね。建物を建てる際は、将来を見据えた暖房計画をお勧めします。

灯 油
暖房
(冷房)
灯油冷暖房器具
給湯

灯 油

従来は排気とともに空気中に放出していた 熱エネルギーを再利用し、熱効率を95%にまで高め、 使用する灯油も大幅に削減された灯油ボイラー、 通称エコフィール。
CO2の排出量も年間約13%削減します。
ガ ス ガス器具

ガ ス

エコジョーズという従来捨てていた 約200℃の排気ガス中の熱を二次熱交換機で回収する 技術で、熱効率を高め、約20%の熱ロスのうち約15%を二次熱交換機で回収し、再利用するガスボイラー。
ヒート
ポンプ
(電 気)
ヒートポンプ

ヒートポンプ

熱媒体の気化熱および凝縮熱を用いて 周辺環境中の空気熱、地熱、廃熱のやり取りを行う。 投入エネルギーより多い熱エネルギーを回収できるのが 特徴で、冷却も加熱もできる電気ボイラー。
バイオマス バイオマス

バイオマス

バイオマスは薪や木質ペレットなど有機物であるため、 燃焼させるとCO2が排出されるが、バイオマスの成長 過程で大気から吸収した量のみ排出するので、CO2を 増加させない唯一のカーボンニュートラルのボイラー。
燃料電池
(ガス・石油など)
燃料電池

燃料電池

都市ガス・LPガス・灯油などから、 改質器を用いて燃料となる水素を取り出し、 空気中の酸素と反応させて発電するシステムで、 発電時の排熱を給湯に利用する。

配管

隠れてしまう配管部材。この隠れる部分に工夫をしないと本当のエコ住宅にはなりません。
エコ住宅はメンテナンスをしっかりすれば、50年、100年ともちます。しかし、配管材の寿命は30年前後。
配管を交換するたびに基礎や柱、梁を壊して補強を繰り返しては建物は弱くなり、大変なコストもかかって しまいます。建物を壊さずに簡単にメンテナンスを行える工夫がとっても大事なのです。

さや管(スリーブ管)→メンテナンスの際は、中の管のみを抜き出すことができます。

給水・給湯
冷暖房
樹脂製のさや管の中に 本来の給水管を通す二重構造。
給水・給湯
排 水
スリーブ管の中に 本来の排水管を通す二重構造。
給水・給湯

ヘッダー方式→

給水・給湯
冷暖房
ヘッダーという装置に個別に配管をつなぐことで、ヘッダーから水栓や放熱器までの配管途中に継ぎ手がないため、途中の液漏れの危険性が非常に少なく、流量の変化が非常に少なくなり、配管径を細くできるため湯待ち時間の短縮にもつながりボイラーの稼働率も減らせます。
給水・給湯
排 水
排水ヘッダーを設置して排水管を一箇所にまとめてから外部へ排水するため、貫通箇所を減らし構造体を守ります。
また、メンテナンスもしやすく基礎などを壊さないで排水系リフォームもできるため、将来のライフスタイルの変化に対応出来ます。
給水・給湯

その他の工夫

排 水
排水管から水の流れる音が 漏れないように、遮音シートを 排水管に巻き付ける。
給水・給湯
排 水
基礎貫通部分を最小限にし、100φ以上の配管がはいるところには補強筋を入れ、構造体の弱体化を避ける。
給水・給湯

建築士として社会に貢献。

建築士の役目は、新しく建物を創ることだけではありません。
災害が起きたときに出来ること、地球環境を守ること、まちづくりを通じてできる地域貢献・・・
これからも建築士として人命を守るために、文化や環境を守るため、子供達の未来を守るために
少しでも出来る社会貢献活動をしていきます。

応急危険度判定士/震災建築物被災度区分判定・復旧技術者

災害時に建築士として少しでも、被災地に役に立つことは出来ないか?
という想いでこの資格を取得、更新しています。
建築物の震後対策として、地震直後に、余震等による建築物の倒壊及び部材の落下等による二次災害から住民の安全を確保するために建築物への立ち入りの可否等を判定する「応急危険度判定」と、応急危険度判定が実施された後等に震災建築物の復旧を目的として震災建築物の主として構造躯体に関する被災度を区分判定し継続使用するための復旧の要否を判定するために行われる「被災度区分判定」があります。

教育現場での講師活動

小学校、中学校で建築の仕事についての講演をおこなったり、私の事務所で気軽に 職場体験をできる機会を設けるようにしています。 子供達には、小さなことでもたくさんの体験をしてもらいと考えています。 私が出会った子が大きくなった時、何か一緒に仕事ができるようなことがあれば、 こんな素敵なことはないなあと思います。

地域交流

個人であったり、所属団体とともに地域の事業にボランティアスタッフとして参加し、地域貢献を積極的に行っています。
青森市の各種祭りに参加し子供達に建築系のワークショップの場を提供したり、あおもり雪灯りまつりなどのイベントスタッフとして雪灯籠の維持管理や会場の製作をお手伝いしたり、時には建築とは無関係なイベントでもボランティアスタッフとして参加をして地元を少しでも盛り上げるように時間を割いています。

地球環境を守る活動

子供達が将来大人になったときに自然がまったく残っていない寂しい未来にはしたくないので、 地球環境を守る活動にも積極的に参加しています。
私が代表を務めさせていただいている、すまいのエコロジー展による正しい環境に良い住宅とはどういうものかを教える活動であったり、青森市や青森県での環境活動を行っている団体に所属しメンバーと一緒に環境活動を行う、青森県、青森市の環境フェアでのボランティアスタッフであったり、講師としての参加であったり、地産地消を訴える活動であったりと地球環境を守るために様々な活動をしております。