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屋根にのぼりますが何か?

屋根にのぼる
昨日は、無事に上棟が終わり、今日から外周部の間柱いれと筋違入れがはじまりました。
雨が降ってもいいように、防水紙を屋根にかけている様子です。
無論、屋根に上って写真を写しますし、野地板貼る前に、足場をつたって歩いて、屋根にのぼり、大工さんたちが根太をかけているときに、その寸法をチェックし、採寸し、根太の間隔もはかります。
根太の継ぎ手が乱になっているか?釘は指定の釘で打っているか?
もちろん、小屋束や母屋の納め、継ぎ手位置、継ぎ手補強、等々職人さんほど長時間はいませんが、危険な場所で細かいチェックをして、写真を撮ります。
一歩間違えば大けがをするリスクを負いますが、施主様から高い金額をいただき、代理人として設計監理するので、怖いからといって、屋根や小屋の細かい収まりをおろそかにすると、納めの間違いを見つけられません。
よく、職人さんが間違うのは、梁の補強の仕方、母屋、小屋束の収まり、根太の継ぎ手です。
建築基準法にかいてはいませんが、公庫基準は今の、10年保証の検査のマニュアル不足分を補うことなので、しっかりとチェックしてあげないと、職人さんたちも手抜きをしたつもりでなくても、わからないで、手抜きをしてしまう可能性があるので・・・
実際、今回の大工さん、初めて一緒に仕事をしたのですが、結構知識があり細かいことにも気を遣うのですが、小屋の収まりが間違うところで、事前に指摘して、手直ししないようにしました。
他の、職人さんの中では、ひどいのは間柱の納め方ですら違う人もたくさんいますし、梁の継ぎ手の補強なんてしていないのはざらにいます。
でも、なぜか中間検査も、瑕疵保証の検査も合格してしまう不思議な状況・・・
ただ、それらの合格証にも、これらが合格したからといっても、きっちり監理してもらわないと見逃している可能性もあるのですよって注意書きがかいています。
仕方ないといえば、仕方なく・・・検査員も短時間で特定の項目のみをチェックするしか術がないので、きちんと監理されているという前提で、確認済みの図面に記されていることをチェックするしかないので・・・
筋違
筋違もチェック。合板対応の筋違プレートでないと、筋違としての倍率がとれませんので、個人的にはボックス型でない筋違プレートを使ってもらうようにお願いしております。
写真のように、柱と筋違のみで倍率がとれる金物です。
これも、よく職人さんが間違って、合板対応でない筋違プレートを使用して、ビスが短く土台までビスがとどいていないのを知っていて、長いビス(認定品でないもの)を使えばいいやと施工してしまうケースが多く、今回もそうさせないように入荷している筋違プレートをチェックして、認定番号が合板非対応なので、私がいつもお願いしている筋違プレートに変更してもらいました。
小難しい建築士だと聞いていたけど普通じゃないと、職人さんたちに言われていますが、今回の職人さんたちは事前に、俺らこう納めるけど、違う?みたいに聞いてくるので、やり直しをさせる前に、指摘できるのでスムーズにすすんでいるのだと思います。
それに、私がうるさいと聞いて、公庫の仕様書を購入して予習してくれていたようで、基本的なことをマスターしておりました。
もし、そういった質疑応答が無く現場が進んでいると、筋違プレートやりなおし、小屋組み直しと上棟までの短い期間の間に、2項目大きなやり直ししていますからね。
そういうのは、現場をよくしたいという気持ちが同じ方向にむいているので、うれしくなります。
でも、なぜか建築組合の人たちには、こうやって現場に出るので、隠れて本当は請け負いしているのでしょ?とか何で設計事務所なのに、屋根とかにのぼって作業するの?とか言われますし、組合員がはいれる労災保険にもはいれません・・・
つまり、私が現場で怪我したら、国保も使えないので、100%実費で医療費を負担することになります。
現場にいかない方もいるかもしれませんし、危険なところまでいってチェックをしないかもしれません。
でも、そういう人はそういう人で、まじめにリスクを負って監理している設計事務所の人たちには失礼な言い方だなと思います。
工事業者も設計事務所も関係なく、自分たちの責任は自分たちでしっかりとれる仕事をして、よい建物づくりを目指したいです。
で、今回の現場は無事に上棟を終え、明日からはダイライトはっていきます。