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Dream has come true !

気密指導

今回は、現場をとめての勉強会。
久々の充填断熱&大寺さんの知識と技術の向上を目指し・・・私が先生と仰ぐ師匠。「住まい環境プランニング」の昆さんにご指導願うことになりました。
震災があって流れていたこの講座ですが、1年以上時間がかかりましたがやっと実現しました。
その間に、代表者が古川さんになっていました。古川さんは、さすが昆さんが選んだ方、現場指導にびしばし。コンセントボックスの気密の取り方を指導受けています。大寺さん写真を撮影しています。
大寺さんがやっている施工は一般的な施工です。私もこれをスルーしていましたが、こっちの方がいいよと指導。アップでは見せませんけどね。

他にも、IBECの指導通りになっている私達に裏技を教えてくれて、ああこれなら手間が減るねとか、私と大寺さんが激論をかわした様々な材料について、こうすると二人の意見の合意ラインが見つけられますよとか、この材料を使うならこれの幅の材料がいいですよとか・・・色々と指導をうけました。

さらに・・・私が実験でデータ取得をしていたものもすでに結果を持っていて・・・これは意味が無いですよと言われて・・・大寺さんとメーカーさんに協力していただいて実験をしていた(お客様に負担なし)があっというまに無駄無駄になってしまい・・・がーん・・・って感じですが、エコ展で新ネタ発表出来るのでラッキーです。

質問さて・・・皆様にクイズです!!大寺さんが見逃し、私も見逃した断熱欠損のミスがこの中にあります。建物全体で2箇所このミスを行っていました。
なぜ見逃したか?というと私と大寺さんがこれを断熱欠損という認識がなかったので・・・気づくことが出来ませんでした。
専門業者さんは腕がいいので2箇所しかミスをしていなかったようで、古川さんは腕が良い専門業者さんですね、数カ所しかないなんて優秀です。普通はもっともっとあるんですと教えてくれました。

外張りをやったり、吹きつけをやっている普段の当事務所のやり方ではおきないミスです。
大寺さんと私はえらく感心し、専門業者さんも以降気をつけようという話になりました。さて、当事務所初の断熱欠損のミスの公開です。
ミスを公開することはないんです、なぜならいつもはミスを事前にみつけてなおすので・・・今回はもうなおせないんです!!なので、今後のためにあえてミス写真の公開です!!ちなみに、このミス2箇所なので断熱欠損したといっても1%も落ちません・・・これが何カ所にもなるとボディブローのようにきいてくるわけです。大寺さんの施工がいいので、通常施工する工務店さんですとこのミスがなかったとしても大寺さんより断熱性能がおちるようです。
さて、皆様どこがミスか考えて見ましょう・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で・・・正解は・・・

みすみすみす正解はこちら!!電気の配線が断熱材を横切っています。これは、断熱欠損をおこします。
配管も同じで今回は細い線なのでセーフです。しかも、2箇所なので・・・今回特に特殊な納めをしていて配線の行き場がないのが原因で、色々と改善をしないといけないところもあるのですが・・・
じゃぁ、このミスをどのようになおせばいいかって?それは、勿論秘密です。今はいった電気職人さんは通常普通にやっていました。
そこをみて、古川さんは腕がある電気屋さんと言っていました、今回は私の配線計画が悪いと言うことですただ、そういう逃げ場がないときの納まりも教えていただけましたので、大寺&稲見よりパワーアップです。
皆様、現場見学会みたり、自分の家見たりしてショック受けないでくださいね&配線を奥に隠して見えなくしたって欠損ですからね!!

ということで、初公開の当事務所のミスはここまで・・・ということで・・・気を取り直して気密測定です。

セッティング

セッティングをして気密測定スタート。

機械

機械の数値が素晴らしい数値をしめしています・・・

計算中

計算中です・・・

そして・・・これはすごいこれはすごいと言い出す古川さん・・・

ふと・・・大寺さんと初めてであったときのお話しを思い出しました。

「気密測定で、気密が良すぎて測定不能という結果を秋田県の工務店さんがたたきだしたので、自分もそういう住宅を作ってみたい」

出会った年なので2006年のお話しです・・・あれから6年・・・
2008年にC値0.15cm2/m2をだしてから・・・大寺さんは伸び悩んでいました・・・(この数値ですらすごい数値なので、伸び悩むのは当たり前)
色々工夫しては、その数値を下回らず・・・夢が叶わずにいましたが・・・
日々、精進をしてああするこうすると色々と試行錯誤を重ねていましたが・・・とうとうとうとうとうとう・・・でました!!

C値0.13cm2/m2これはすごい数値。日本トップクラスの数値です。さらに、原因が玄関のコンクリートの部分がまだモルタルで埋められていないために隙間があるのが原因、そこをウレタン処理して再測定。
「C値0.03cm2/m2測定不能!!」測定基準を上回ってC値が正確でないので測定不能という結果を大寺さんがだしました。

「え?え・・・え??」と目をぱちくりっせる大寺さん・・・この瞬間大寺さんの夢がまさにかなった瞬間です。
皆さんで祝福をしました。青森県トップレベルの気密住宅をつくる人間から、日本トップクラスのへたしたらトップかもなレベルになっていたのです。
結果がでなくても腐らないで日々精進を重ねた結果です。おめでとう大寺さん!!

さらにすごいのが・・・ACHの値です・・・
北欧の標準的な気密測定方法は50パスカルという台風並みの高圧力をかけた時の隙間からの空気漏れ(漏気回数)の値で住宅の気密性能を表しています。この値がカナダのR-2000住宅の基準でACH=1.5回/hを下回ることとなっています。
それが大寺さんは今回・・・0.4回/hです。R-2000住宅大幅に上回る性能を発揮したわけです。

世界の大寺です。本人は今日は美味しい晩酌ができますと言っていました。

私の設計図書通りに建物が出来る・・・当たり前のようですが・・・非常に難しいことなんです。断熱欠損・・・隙間がある・・・構造体がかかれる・・・
今は大寺さんと私のコンビでは100%までいかなくても99%に近いレベルで設計図書通りに建物がたつそんな関係になってきているようです。