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泣いて馬謖を斬る

基礎チェック増築の基礎のチェックです。
寸法通りになっています。

多少のじゃんか残念なことに多少じゃんかでています。
じゃんかは、コンクリートの強度や防水性をさげる怖いものです。打設不良の一部です。きちんと打設が行われていない証拠ですが・・・人がやること完璧に施行されることはありません。
なので、多少のじゃんかは無収縮モルタルなどで補修します。今回もそのレベルなので強度や防水面に悪影響ということはありません。

ベース

写真をとればおしまいとか勝手に判断して先に進む基礎屋さんが多いのですが、このじゃんかの補修があるのか?補修ですまいないじゃかがあるのか?
出来上がりは設計図書通りか?を確認することが重要です。

基礎は、埋設されて隠れてしまう箇所なので、私は自分の目で見ない限り埋め戻しは絶対にさせません。
埋め戻ししたら最後相当怒りますし、自分で部分ですが掘って確認いたします。それが、建築士として監理者としての責務だと考えています。
鉄筋検査、出来上がり検査は基礎は特に重要です。

ベース2

そんななか・・・オオデラさんと基礎屋さんとの約束の時間に現場に登場すると、オオデラさんが基礎を掘っています。
約束の時間前に勝手に埋め戻しして検査させないようにして基礎屋さんが帰ってしまいました。戻って掘り起こせとオオデラさんが怒っても他の仕事があると戻ってこないとのことでオオデラさんが私に確認をさせるために掘っていてくれたのです。
オオデラさんのこういうまじめさが私は好きです。なので、一緒に仕事が出来ると思っています。もちろん、お互いに意見がぶつかったり言い争うときもありますけどそれはポリシーのぶつかりあいみんなで仲良く現場はいきません。
意見を本気でぶつけ合い、時には喧嘩しながら技術を向上していくものだと私は考えます。

それを嫌がる方もいますけど、それは我々のチームにはあわないかたなので・・・楽しく仲良く楽に自分のペースでなーなーに仕事をしたいと言われたこともたたりますし、それをNGとする私は相当数業界で批判の対象になっている話しも多々聞きます。
でも、お客様が私達に財産を大金を預けて、私達がやった仕事は30年以上は多くの場合のこっていくものです。コンクリートは50年100年のこるものです。
なので、しっかりとした仕事をしてしっかりとした監理をしないといけないと考えています。

他の仕事があると言われたオオデラさん・・・でも、基礎屋さんの仕事は基礎を打設するだけではありません。検査を受けて補修があれば補修することも立派で大切な仕事なのです。

一度のミスであれば私も厳重注意でおわりますが、鉄筋検査含め複数回目でコンプライアンス違反を昨今複数回続けたので、腕はよくても今回は、オオデラさんとも話し合い取引をやめるという判断をしようと話していました。泣いて馬謖を斬るです。
私が直接お会いして事情徴収をしてもコンプラ違反を特に悪いこととも思わないでいたので、他業者さんと会議をして方向性を仲間としてやっていけないということになったのですが、先に相手が方から「やってられるか」的な電話が来たのでそこで終了です。

過去に何社かこのコンプライアンス違反で、取引をやめた業者さんがあります。大概は、悪口を言われる側になっていますが・・・
仕事の期日を間に合わせないとか、監理業務をさせないようにするとなると私がお施主さまの代理人として現場にでる意味がありません。そういうことをさせない業者が楽で良いといなくなりますが、そういう業者が多くいて品質がよくない建築をされているならそれは悲しいことです。

私は、品質を守ってしっかりと仕事をしたいです。そのために、私自身が常に常駐で現場にいることが出来ないので要所要所のチェックをしっかりとさせていただける業者で、品質を守ろうと努力をしてくださる業者さんと一緒に仕事をしたいのです。
腕の上手い下手は、努力でカバー出来ます。芸術を求めるわけではないので・・・腕が上手くてもごまかすことばかりやれば良い腕も落ちていきます。
本物を追求していかないと腕は維持出来ません。楽な方にいけば技術は廃れる一方です。

プレカットができたために、建材ができたために今は、技術無くても職人になれてしまう時代です。なので、技術を継承出来る建築を少しでもやりたいと思います。
なるべく既製品に頼らない建築・・・コスト面でのバランスを考えながら・・・

これからは、新築でなくリフォームが増えていく時代です。既製品がなかった時代の建築をなおして使うのです。技術が無い職人さんはいきていけません、コンプライアンスがない御者のリフォームはお金を無駄にするし、時には人命に関わることになりかねません。

そういうことをしないチームとして私と大寺さんたちとで頑張って行きたいそう思います。

腕の良い、良い職人さんたちを何度か「泣いて馬謖を斬る」をしてきましたが・・・今後も、判断を誤らずに時には勇気を持ってこういうアクションは起こそうと思っています。