家具
今回設計中の家に、オーナーがカリモクをおきたいと、購入されたそうでその寸法取りと、デザインをみに家具屋にいきました。
http://www.karimoku60.com/products/index.html
オーナーの選んだものとは違いますが、私の事務所にはこのシリーズがあります。
結構人気を博したシリーズです。値段の割りにはいいもので、お手頃なのでおすすめです。
ここで、私が気に入ったり今まで採用してきた主な家具を紹介します。
このフィリッツハンセンの家具が私は大好きで、結構提案しますが採用されたのは光の住まいの書斎のイスのみですね・・・セブンチェア・・・
今回のオーナーも含め、数多くのオーナーを魅了させているのが
TECTA社のテーブルとイスです。独特のフォルムのテーブルが私の事務所でよく採用するヤマハのドルチェのフォルムにあうらしく、オーナー達に評判がいいです。
そして、光の住まいのオーナーに洗脳されて依頼ファンになった・・・
http://www.homesic.com/furniture/scene/living/09.html
ムスタリング社のギャラリーM。座りごごちはぐんをぬいていますが、欠点は子供のトランポリンになってしまいます・・・
光の住まいもうちにあるのも、みんな小さい子がぴょんぴょんはねて・・・
そして最後に二つほど・・・あこがれというか、覚えておいてほしい家具の一部を紹介です。
王様のイスこと「バルセロナチェア」。
三大巨匠の一人、ミース・ファン・デル・ローエによって1929年のバルセロナ万博・ドイツパビリオンに、スペイン国王夫妻臨席の為作られ、アルフォンス国王にささげられた椅子です。「神はディテールに宿る」という言葉を残したように、建築だけでなく家具にまでその思想を込めて作られた不朽の名作です。
http://www.web-project.jp/feature/barcelona.htm
「シェーズ・ロング」
私が大好きな建築家で三大巨匠の一人、ル・コルビュジエとシャルロット・ペリアンによって作られた、フランス語で「長いす」を意味する。「傾きが連続的に変わるという寝椅子」です。
http://furniture-direct.co.jp/corbu/lc4.html
他にも、有名な家具はたくさんあり、部屋のインテリアにマッチさせて選べたらすごく楽しいです。今紹介した家具は全部値段が高いとおっしゃる方が多いでしょうが、自分の失敗談からいえば、家具とか家は「安物買いの銭失い」にもっとも、なりやすいものだと断言できます。
たしかに、毎回毎回、自分の好みのもを何回も壊れるたびに入れ替えるとわりきって買うのもいいでしょうが、家は一度建てると30年間近く暮らすわけです。
高い家、高すぎる家を建てるとかではなく、自分のライフスタイルにあった、経年変化して味が出てくる家を建築し、その中にインテリアにマッチしてとけこむ家具をコーディネートして長い年月かけて空間を楽しめたらこれらの家具って高いですかね?それは、全部が全部こういうのでそろえると高すぎますが、お気に入りの空間やLDKをコーディネートすると楽しいですよ。
私は安い家具を学生時代や、この業界に入る前に買っていたので本当にそう思います。すぐ壊れて、チープで、今まで買い換えた数を考えると、フィリッツハンセンのテーブルは買えるんですよ・・・じゃぁ、そのときフィリッツハンセン買っていたら未だにもっていて、今頃ソファを何かいいものをかっているんじゃないかなって・・・
光の住まいのオーナーは自分の家に、昔からもっていたギャラリーMを書斎にともってきました。これって、すごくかっこいいなと思うデスね。