深まる謎・・・

今日は、プラン提出一件と、見積調整の打ち合わせ一件行いました。
そこで、見積調整打ち合わせの業者さんたちと、頭をひねるのが価格。
プラン提出の時もそうなのですが・・・

よく、ローコスト住宅で1100万円とかですべて建物を引き渡しできるみたいなことを書いている広告をみかけるのですが・・・
どうするとあの単価ができるんか???ということを悩んでいます。
当事務所は、分離発注をメインとしているので、本来は通常の建築コストより費用が安くなるはずなんです・・・

でも、なかなかその価格帯がでないのはなんでなのか?ということです。
今回は、水道と電気を埋設する距離が非常に長くそのコストが非常に高く、他の工事の内容を見なおすという打ち合わせで、仕上げをOSBあらわしにしようとか、二次防水をどの材料でやると、人件費と材料コストのトータルが一番やすくなるのか?などを検討していたのですが・・・

いくら大量仕入れしているとはいえ、常に広告をうち事務所をかまえ、社員が結構いる企業と、広告は展示会の時のみ、事務所は自宅の隣で社員数2名の事務所が分離発注をするコストを考えるとあきらかに、建物にかかる無駄な費用は前者の方が大きいはずなのに・・・
なんで自称高性能の住宅がそんなローコストでできるのか?疑問です。

そんなに安くできるのが、きちんとした施工で行われているのなら、私が設計した建物を分離発注でなく見積もりして頂きたい。
それくらい、予算配分に悩んでいます。
謎です、本当に・・・何が違うの???