二重屋根

一層目合板埼玉県三郷市では、珍しいと思われる二重屋根で屋根を組んでいます。
前回の報告の通り、母屋を1間ピッチでとばし210材で垂木をかけた上に、合板を張っております。
屋根面の剛性はこちらでとります。
出し母屋さらに、その上に、出母屋です。
この出母屋が初めての方はピンとこないですね。匠建築工房さんは、模型を作って事前に確認したところはすごく評価しております。
なので、いざ本番も楽勝のようです。

断熱材施工そして、合板の上に断熱材を張ります。
遮熱材も含む断熱材なので、屋根断熱にはぴったりです。厚さも50mmとⅣ地区の厚さを5mm上回るようにしております。
ほかにも、この住宅は、Ⅳ地区での光熱費を理論上0にする工夫が随所にでてきます。
その一つが、今回のこの遮熱材つき断熱材です。
札幌市で次世代省エネルギー基準がとれるような(気持ち足りないですが・・・)レベルの断熱をしております。

完成隙間を気密防水テープで施工し、気密層と防水層をつくり、作業は終了。
この上に、垂木をかけて通常の屋根の施工をしていきます。
このアルミ箔が防水紙のかわりにもなるものなので、雨漏れも二重でふさぐことになります。