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東北・関東大震災以降の対応について

震災より10日間経過いたしました。青森市は少しずつ落ち着きを取り戻し、不便ながらも日常の生活を少しずつできるようになってきています。

被災地の方々は、まだまだ先が見えない、避難所生活で大変な日々をおくっているわけで心が痛みます。
自分でできることは何か?といういうことを考えて、Twitterやブログで早めに必要な建築の情報を掲載してみたり、義援金を少ないながら寄付したりとしていました。

そして・・・建築でいくと、合板工場、樹脂サッシ工場や断熱材の工場が壊滅的な被害を受けたり、宮城や岩手に保管されていた、木材や資材の在庫が流されてしまったりと大きな損害を受け、資材の供給ができないという現状も続いています。

しかし、かといってこのまま何もしないでいても何も始まりません。
大震災以降家造り、建物建築になかなか気持ち的に取りかかれない方々もいると思います。しかし、復興のために何が必要なのか?を考えると経済活動を停滞させて、経済災害を起こさないようにみんなでがんばって、得た利益を義援金や税金にまわすことで被災地の方々へ生きたお金として支援できると私は考えます。

経済活動を停滞させ、税収入が減ったり、倒産する企業が増えたり、解雇される社員が増えることは、日本にまったくプラスにはなりません。

被災地以外の方々は、経済活動を停滞させない、節エネルギー生活をするということが復興の近道の一つと考えております。
こんな私の考えが不謹慎という方もいるかもしれませんが・・・

そして、こういう災害がおきたからこそわかることもたくさんあります。
阪神大震災で建築の構造の弱さが浮き彫りになり、建築基準法にてこ入れがはいったように・・・

今回は、災害後からでも続くであろう、節エネルギー生活です。
電気でも、灯油でも不足になっていて、節エネルギー生活が強いられています。
建物がエネルギーの消費を抑えた作りになっていないと、灯油も電気もどんどん消費されてしまいます。

オール電化住宅であっても、料金プランにより値引きで光熱費が安く感じているだけで、消費電力が大きい蓄熱系の暖房器具を使っている建物は、節エネルギーになっていません。
逆に、温度調整できないでいるので、節電したくてもどんどんどんどんエネルギーを使っていってしまいます。
ヒートポンプの暖房は、寒さで能力が下がっていたとしても同じ室温を保つのに約1/2のエネルギーですみます。今後は、生活を見直すことになりそうなときに、この省エネルギー住宅でないといけないということになります。

ヒートポンプで低温水暖房をするためには、断熱性能が大きく関係してきます。
蓄熱暖房を使って、エネルギーを余していたので断熱性能が悪い建物でも暖かさを感じていた建物は、停電が24時間以上続いたときに、室温が寒くなったと思いますし、そういう話を実際に耳にしました。
当事務所で設計した住宅は、24時間停電した状態で、下がった室温が3℃というお客様が多く、19℃程度の室温が維持されたお客様が多かったようです。
ヒートポンプでエネルギーの消費を抑えて、高気密高断熱で一度作ったエネルギーを長時間維持するつくりになっているので、災害でも1日は、寒さをしのぐことができます。

電気の復旧がライフラインで一番早いことを考えると、命にかかわる重要なファクターです。

もちろん、薪ストーブのように電気を使わないで暖をとるシステムもあり、こちらも災害時には役だったと思います。
当事務所では、災害時は薪ストーブでLDKを暖め、通常時は薪ストーブを熱源に電気を使って、お湯を送り全館暖房するという災害対策の全館暖房システムも対応しております。

今、住宅を検討している方々でこういった災害対策のシステムや今後必要になる節エネルギー生活に適している設備や暖房などのご相談がある方、もしくは企業は当事務所へ相談にきてください。

遠距離や被災地の方には、ネットやskypeにて対応いたします。
skype では 稲見公介 で検索してみてください。

相談は無料で受け付けます。工務店さんでこういうシステムを導入したいですが困っているという方もご相談ください。
工務店さんは申し訳ございませんが、電話で一度アポをとっていただいて直接お会いできる方のみ対応させていただきます。

建物は、ライフラインの復旧まで命をつなぐ建築物でなくてはならないと私は考えております。

建築基準法の第一条には以下のことが記載されていて、私が業者さんや、一緒にくむことがある建築士の方々にいつも口うるさくいうことです。

第1条 この法律は、建築物の敷地、構造、設備及び用途に 関する最低の基準を定めて、国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もつて公共の福祉の増進に資することを目的とする。
ただ、安く安くとデフレ化させている企業が多いですが・・・最低限の上記のことを守り、お客様に提案する知識がある方がどのくらいいるのか?と相当数疑問に感じております。
災害がおきてしまった、今だからこそ今後の建物について、ライフスタイルについて真剣に考えるときがきたのではないでしょうか?
電気の消費を抑えて、灯油やガソリンなどの化石燃料の消費を抑えることって、非常に大切なことでないでしょうか?
エネルギーを大切にする。日本の未来に重要なことです。ずっと、取り組んできたノウハウと実績をもってこういう住宅や建物を提供していき、経済活動を停滞させないようにがんばり、義援金や税金を支払い被災地に少しでも支援をしたい、もてる知識は被災地の方々には提供したいので、ご連絡お待ちしておりますので、お気軽にご相談ください。
被災されている皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに・・・
その中で、ボランティアとして活動されている多くの方々へ敬意を表します。
自分でできることは、今は知識の提供と経済活動をとめないこと、省エネ生活をすることです。
経済活動をとめないためには、私だけの力ではどうもできません、多くのお客様候補の方々との出会いから始まっていきます。
災害に強い建物作りを一緒にして、日本の未来を明るいほうへつないでいきましょう!!!