時間稼ぎ

ユニットバス

アイシネンを吹き、石膏ボードをはりましたので、ユニットバスの施工です。
ユニットバス側の壁や天井を貼らないという防火構造違反は多々見てきています・・・
うちは、やらないのでユニットバスの施工がダブル断熱の場合は遅くなりがち・・・

今回は、省令準耐火でないので天井ははりません。

ダクト

ダクトや天井配線はゆとりをもった長さにしています。
図面には位置は落としていますが、最終打合せで微調整をかけます。

桁上

桁までボードをはらないところが未だにありますが・・・防火構造にするには外部の石膏ボードは桁上にまではらないといけません。
なので、配線も桁にとめつけはさせませんし、天井下地もボードを貼ってからになります。
正直、他社に比べて工程が多く工期が延びがちですが、当事務所一ヶ月通常より工期をいただくのはコンクリートの養生期間とこういった防火構造の施工をしっかりとさせたいからです。

ボード

オオデラさんやっとボードビスの連結タイプを導入してくれました。

ちなみに、当事務所忘年会で・・・職人さん達が酔っ払ってうちの現場の色々な質疑をしてきましたが・・・私が唖然とした施工ばかり・・・
とくに、火災保険関係で損保会社にももの申したいのが・・・省令準耐火でない建物を省令準耐火として保険契約させすぎ・・・
たしかに、工務店、設計事務所が捺印したら確認のしようがないケースも多々ありますが・・・ボードを界壁まであげているか?とダウンライトなどの天井に穴をあけるときの不燃処理、配線配管の界壁貫通部の不燃処理、界壁部分のコンセントを鉄製にしているか?もしくは?不燃処理しているか?

これは、本当にやっていないところだらけ・・・
稲見設計でしかこういう指定みたことないと言われますが・・・
私は、職人達に仕様書や基準法をみせて説明させています。今回の地味な写真の数々は実は重要なチェック事項なのです。