終盤

屋根

屋根は葺き終わりました。
今回は残念ながらホワイトルーフプロジェクトでないのですが・・・遮熱性能が通常より高い板金を使い、濃い色でも通常の板金よりは熱を外に逃がすようにしています。

グラスウール

今回は、アイシネンの品質がさがり数値が悪くなったのでグラスウールを使っています。グラスウールとウレタンの付加断熱は基本的にはNGです。
しかし、施工するやり方によっては壁内結露を起こしませんので、そこを「住まい環境プランニング」さんと一緒にマニュアルをつくり、大寺さんに渡して施工してもらいました。

気密シート

指定の防湿シートを使い、気密測定をしっかりと行い施工状態に問題が無いことがわかり、一安心。C値は0.19でした。

杉のフローリング

気密がばっちりになったところで、お客様がDIYで塗った県産杉のフローリングを敷いていきます。

サッシ

サッシはもちろんトリプル硝子APW430です。
石膏ボードをはって次は天井工事です。なぜ先に壁をはるのかは、防火構造であったり、省令準耐火の界壁を立ち上げるためです。

省令準耐火

業者さん達からも教えてもらっていますが、当事務所のBlogやFBからの情報で他社さんが省令準耐火をちゃんとやりはじめたと言っています。
私がこの納まりはよくないよなど情報を提供していることで、青森の建築レベルがあがるのは嬉しい限り。
ダウンライトを入れる場所にはグラスウールをしっかりといれております。これも省令準耐火の基本です。他に、界壁の貫通部分は耐火粘土でおさめますし、コンセントBOXは鉄製のものを使います。

強化せっこうボード

最上階でない部分は強化せっこうボードを使っています。
これもやっていないところ未だあるのでびっくりです。正しい施工をすることは大切です。

ブローイング

天井はブローをしています。400mm以上ロックウールを吹き込んでいます。

造作

そして、造作工事を開始。

塗装

塗装も自然塗装で。

パテ

そして、パテ処理に・・・
年内竣工しないといけないので、外を捨てて内部優先。
これから外を仕上げて、内装業者さんに内部工事を任せる流れになります。

見学会は23日から開催です。